

マンスリーマンションで大阪に住むことになった。自宅をリフォームすることになり、その間の仮住まいというわけだ。リフォームと言ってもそんなに大々的なものではないが、長年暮らしてきた家だけに思い入れはそれなりにある。それでも子供が独立して夫婦ふたりだけになり、間取り的に持て余しているような部分もあるので、思い切って踏み切ることにしたのだ。
マンスリーマンションで大阪に暮らしながら、ときどきは(いや、ほぼ毎日かも)リフォーム中の自宅の様子も見に行ったりするつもりだ。別に手抜き工事を心配しているわけじゃない。今まで暮らしてきた家が変わっていく様子を少しでも目に焼き付けておきたい。たぶん最初で最後のマイホームだし、ここで子供たちも大きくなったのだと思うと感慨もひとしおだ。もちろん、リフォーム後の新しい我が家にも期待している。
マンスリーマンションで大阪に住むのも実はちょっと楽しみにしている。マンスリーマンションに住むのは初めてだし、一体どんな感じなのか以前から気になってはいた。長期の出張や単身赴任の可能性のない職場で働いていたから、今まで全く縁がなかったのだ。聞くところによると身ひとつで行っても大丈夫なくらい備品は完璧に揃っているという。ただ、今回はリフォーム中に自宅に置いておけないものも一緒に持っていかなくてはならないから、住まいとしてはかなり手狭になってしまうだろう。
マンスリーマンションで大阪に住むのだが、物件は駅からも近くかなり便利な場所にあるらしい。自宅のほうは残念ながら利便性よりも環境を重視したため、駅からはちょっと距離がある。その分緑も多く落ち着いていて静かだし、バス便も多いから普段暮らすにはそれほど不便を感じることはない。それでも駅から近いという環境がどんな感じなのかちょっと興味はある。せっかくだから電車に乗ってあちこち出かけてみようか。
マンスリーマンションで大阪に住んだら、都心の便利さの虜になってしまったりして・・・これからさらに歳を重ねていったら、どこかへ出かけるのも一苦労、となるかもしれない。いやいや、これからリフォームするというのにそんな弱気なことを考えてどうするのだ。新しい我が家の完成を楽しみに、つかの間の別宅生活も満喫するとしよう。